6歳未就学児と海釣り行ってみた

こども,雑談

我が家の子どもは6歳(この4月から小学生)と3歳。

子どもが生まれるとやりたいことを我慢しないといけない、とかよく聞きます、あるあるですよね。

でも、子どもがいても中々沢山やりたいこと出来ます。にわか家は子どもと一緒にお出掛けも大好き。

禁ガキ(と我が家で略されている小さい子どもを連れていけない場所)のレストランや旅館も確かに多いけれど、そういうところはまた何年後かに行けばいいし、子どもと一緒でも行ける美味しいレストランも、素敵な旅館も楽しいホテルも沢山あります。良い世の中です。

ということで今回にわかワイフが子どもと一緒にチャレンジしたくてやってみたのが…

海釣り!!

我が家の息子は生き物大好き、水族館や動物園では触れ合いやエサやりを必ずご所望。我が家の行きつけの八景島シーパラダイスでは、釣り堀で釣り体験が出来るのですが、それも大好き。一昨年の年末には大物釣りも体験しました。

楽しそうな息子を見て、これは海釣りも良いかも知れん。と思い立ったが吉日。あ、いや、実は海釣り自体はずーっと興味があっていつかやりたいことリストにはあったんですけどね。

ちょうど友人の娘ちゃん(中学生)も釣り行きたい!と言っていたこともあり、いざ!

挑戦したのは、LTアジです。そもそもLTアジってなんやねん!というくらいの初心者のにわかワイフですが、どうやらLTアジとは「ライトタックルアジ」とのことで、ライトタックルってのがさらになんやねん!なんですが、詳しくは分からないけど、どうやら軽いタックル、軽いおもり・仕掛けで釣るってこと、みたい。つまり初心者にもおススメってことなんじゃないかな、と解釈してます。

そしてこのLTアジ釣り、何が良かったって・・・

餌が虫じゃないんです~!!!

専門用語が分からないので、うまく説明できないのですが、まず釣竿の先に、おもりを引っ掛けるわけですね、でそのおもりの中に、コマセと呼ばれるイワシ(?)のミンチを入れているわけです。で、その先に針が二か所垂れてて、その針には、赤く着色したイカの切り身を付けるのです。

さすがに3歳の娘は乗り合いの船の海釣りには連れて行けないよねってことで、息子とにわかワイフ二人での釣りの予定、餌が虫だったらもう詰んでます(とはいえ、実はにわか所長も虫が苦手ですが)。なのでこれは助かりました!

でも、行くまで虫じゃないという確信を得ていなかったので、にわかワイフ、ちゃんとこちらをゲットして行きました。

その名も「サワラーズ」!!


結果的にこちら、使わずに終わったんですが、精神的な安全性は半端なかったです。

釣りに必要な道具はクーラーボックスとサワラーズくらいしかない我が家でしたが、問題なし。基本的に手ぶらで行ってオーケーでした!

今回利用したのが金沢八景にある『荒川屋』さん。息子がまだ保育園児の時に行ってきました。

公式より

HPに書いてあるように、手ぶらでOK!そしてにわか家の課題である「早起き」が苦手でもOKな午後便あり!

ここに決めたのは、手ぶらでも行けること、午後便があること、そして、併設のレストランで釣った魚を食べられること!「釣りパック」を申し込むと、釣りたてをすぐに調理して頂けちゃいます!

釣りパックの料金はこんな感じ。

6匹まで調理してもらえるから、我が家は4人家族だから・・・24匹は釣らねば!あわよくば30匹くらい釣って残りはおうちでお酒のおつまみにしたいぞ。HPにアップされる釣果情報を見ると、40匹超釣ってる人もいるし、これは張り切っちゃいます。

息子が4時間の船旅で酔わないように酔い止めも準備し、飽きちゃったときのご機嫌取りのチョコも準備し、ばっちりです。

未就学児と海釣り、いざ出航!

この日のために用意した、長靴とズボンが一体になってるやつ

息子は勿論、にわかワイフもこのような乗り合いの船で海釣りに行くのは初めて。乗り合いの船の、初心者を集めて出航前に簡単に釣り方や釣り具の扱い方、餌の付け方などのレクチャーをして貰えました。

真剣に聞く息子

午後便は、12時半に出航し、16時半に戻ってくる予定。6歳の息子が飽きずに船に乗っていられるか、酔わないか、海釣りに張り切りつつも、にわかワイフなかなか心配でした。沖に出てしまえば、自分たちだけ戻ってくることはできませんからね。

しかし船に乗ってみたら、一応中央に船室があって、コロナの影響もあってそこは基本的には使用不可ではあったんですが、荷物をおいたりするのは問題ないとのこと。具合が悪くなったらそこで休ませてもらえそうでした。

船は金沢八景を出て、我々のホーム、シーパラの近くを通り抜けて釣りポイントへ。なかなかスピードを出して進んでいて、爽快で気持ちよかった。日によっては水がザバーンとかかってくると聞いてましたが、我々が行ったときはそんなこともありませんでした。

むしろ防寒しすぎてちょっと暑かったくらい(笑)

釣りポイントにつくと、ベテランさんたちはササッと糸を垂らし始め、早々に釣りをスタートさせています。

にわかワイフは、息子とそれぞれ釣り竿を用意してもらっていましたが、やはり持たせてみると息子には少し重い。ライトタックルといえど、息子には重く、さらに長いのでやはり二人で一緒にやることにしました。

ていうか、気付けば息子は座って応援、にわかワイフ、ガチで釣り。

『あ、来たかな?どうかな?』とにわかワイフが言うと、息子が、『よし、一回見てみよ!』と応える。息子に釣りを楽しんでもらおうと思っていたものの、とりあえずにわかワイフが釣って一緒に盛り上がるしか今回は出来ませんでした!!息子の場合、目線の高さが低いので、海面の様子が、立ち上がって乗り出さないと見れないわけです。そうすると、垂らした糸の先も常に乗り出していないと見えないし、やっぱりそれだと厳しいんですよね。ずっと乗り出してるのも疲れちゃうし、乗り出しながら釣り竿もホールドして、ってのは出来ない。

息子よ、釣り、全然出来なくてごめん。背の高さと力の関係で、やはり未就学児が積極的に参加するのは厳しかった!!

小学校2年生くらいになれば自分で竿を持って頑張れそうな感じ。とはいえ我が家の息子は身体の大きさも標準より小さめ。がっしりした子や背が高い子なら小学校1年生くらいでも楽しめそう。

息子はというと、自分で釣りは出来なかったけど、にわかワイフが釣り上げるたびに喜んで、そして釣ったあとバケツに入れてるアジを愛でて楽しんでました。

そんな感じで、自分では釣りを楽しめないけど、文句を言うこともなくあっという間に釣りが終了。

気になるこの日の釣果は・・・

14匹🐟!

う〜ん、もう少し狙いたかったけど、初めてにしてはまずまずと思うことにしましょう。目標の24匹には遠く及ばずでしたが、この日はベテランさんもソコまで釣れてなかった模様なので、良しとしよう!

併設のレストランで全て調理してもらってそのまま夕食です!

釣りには息子と二人の参加(と友人と娘ちゃん達)でしたが、夕食はにわか所長と娘も合流して一緒に釣れたてのアジを堪能しました!

美味しくて写真を撮る前に食べてしまったんですが、勿論お刺身も!ナマモノはまだ苦手な息子、それまで生のお刺身はあまり食べれなかったのですが、自分で釣りたてのお魚は格別!(いや釣ったの私ですけど)まさかのお刺身を大層お気に召して、すごい勢いで食べてました!!新鮮だもんね~~~。

お刺身のおいしさを分かってくれたのもとっても嬉しい。

息子が釣りをする、ということに関しては不完全燃焼でありますが、息子そっちのけでガチ釣りしてきました。釣り、楽しかった!!

にわか所長も、今度はオレも行きたい!!と駄々こねてます。楽しかったし、また挑戦したいと思います😆

最後に、釣りしたいけど虫が苦手で、さらに釣った魚も触れるか分からないぞ、という人が持っていくべき三種の神器をご紹介。

・サワラーズ とにかくこれがあれば餌が虫でも何とかなりそう

・捨ててもいいタオル 温泉宿とか工事の挨拶とかで貰えるようなやつ。これ、ホント重宝しました。釣ったあとに針を抜くときにはタオル越しに魚を掴めば怖いものなし

・長靴 長靴履いてればなんとかなります。

以上!