小1の壁の乗り越え方

こども

我が家の子どもは6歳と3歳。

6歳の息子は晴れて小学校に入学しました!

保育園から小学校の環境の違いは、やはりなかなかのもので、まず、我が家の平均起床時間が1時間早くなりました。にわか家は家族そろって早起きが苦手。今までは、在宅勤務(8時に起きても間に合う)と保育園(9時半までに登園)を最大限に享受させて頂き、大分朝遅いスタートを切っていました。にわかワイフがオフィスへ行く日はちょっと変則的ですが、でも基本はそういう遅い朝が日常でした。

ところが我が家は、小学校の学区の、端の端の端の方に住んでいるんですね。なんなら隣の学区の小学校、家から徒歩2分で着くんですが、学区として通う予定の小学校は子供の足で歩いて15分から20分。家を出るのは7:45です。下手したら子どもたち、まだ寝てた時間です。

別に他のご家庭では、早くもなんともない、当然の時間帯だと分かっちゃいるけど、我が家にとってはこれぞ「小1の壁」か?!(違う)と思うが如くの変化。今のところ、頑張っています。

ところで、そう「小1の壁」とはよく聞く言葉で、その正確な定義はにわかワイフも分からないものの、「保育園時代に比べ、仕事と子育ての両立が難しくなること」のようです。

保育園に比べて学童保育のお迎えが早くなったり、お迎え時間や方法に制限があったり、とかもあるようですが、にわかワイフが思うに、やはり朝が大分変わると思います。

我が家は、朝が早くなった!と贅沢な愚痴を言っているだけですが、もしコロナ前だったら、にわかワイフは毎日7時前には家を出ていましたので、息子の登校を見守ることは出来なかったわけです。うちは学区の端の端の端の方なので(しつこい)、慣れるまでは学校へ向かう途中までついて行ってあげているわけなのですが、コロナ前の我が家の状況の場合、にわか所長が娘を連れながら、息子を学校に送る・・・のは時間的にも厳しい。息子には自力で学校に行ってもらって、娘を保育園に送るしかありません。詰んでます。

保育園には朝延長もあり、早くに出社しないといけなくても子どもを預けられましたが、小学校は始まる時間がしっかりきっちり決まってます。自力で行かせることも勿論できますが、1年生の親がほぼ100%途中、もしくは学校まで送っている中、我が子だけ一人で行かせるのは心が痛みます。でも、コロナ前ならそうせざるを得なかっただろうなぁ。。。でも、そういう選択を出来ずに、時短勤務にしたり、パートにする人が出てくるのは、やるせない気持ちとともに、事実として凄く実感します。

さて、小学校入学にあたり、にわか家は、朝は在宅勤務を最大限に活かして乗り切っています。会社に感謝。

ですので、一番考えないといけなかったのが、放課後の子どもの居場所です。正直に言うと、我が家の「小1の壁」の最大の攻略法は、数年前ににわか所長がサラリーマンを辞めたことなのですが、それはまた長くなるので置いておいて、なんにせよ共働きの我が家は、在宅勤務もあるとはいえ、小学校が終わった後の子どもの居場所を確保しないといけません。在宅勤務なら子どもがいても働けるというのは2万パーあり得ません、都市伝説。

てことで、にわかワイフ、動き出したのは、息子が年中さんの頃です。2021年7月です。小学校の入学の1年半以上前・・!!

まず、自宅から通えて、進学予定の小学校が対象の範囲内に、民間の学童が4つほどありました。

そのうち2つはいわゆる大手のチェーン展開しているような学童です。

1つはキッズデュオ。英語で学童保育をしてくれるところです。

もう一つがキッズベースキャンプ(KBC)。東急グループがやっているところです。

そして残り2つのうちの1つが、なんて言うんだろう。地域にあった民間学童。

そして、もう一つが、民間学童なのかな?違うのかな?横浜市から補助金が出ている学童保育。補助金と、保護者からの保育料金両方で運営されている学童です。

それら4つの民間学童の他の選択肢としては、放課後キッズクラブがあります。小学校で最大19時まで過ごせます。横浜市の委託を受けたNPO法人等が運営してくれています。

ということで、最初のスタート地点としては、5つ。

まず悩んだのが、民間学童にするのか、それとも放課後キッズにするのか、です。ただ、放課後キッズはそもそも申し込みが、入学直前になるとのこと。一方で民間学童にするのであれば、早めに申し込みをしておかないと、枠がなくなってしまう可能性があります。

まずはどちらにするにせよ、民間学童の中で、通わせるならどこにするかを検討することにしました。

エントリーナンバー1、キッズデュオ。こちらは、送迎のバスが自宅近くでも目撃出来ていることもあり、お迎えの点ではもしかしたら良いのかも、と思いました。しかし一番の売りは、「英語で学童」というコンセプト。

こちらのコンセプト、にわかワイフ的には・・・・そこまで惹かれない・・・!!そりゃ英語力は大事なんですが、、、本当に英語力がつくのかな?というすこ~し穿った気持ちと、まだ日本語でも気持ちをしっかり言葉で伝えられないこともある息子が、ずっと英語の環境で楽しく過ごせるのかな、という気持ち。そして、何より、保育園のお友だちのお兄ちゃんが通っていて、「学校終わっても勉強なんだよ・・・」とちょっぴりうんざりした顔で言っていたのを聞いたのです。一応、他にも通っている子がいてお話を聞くと、すっごく楽しく通っていたりもするので、人にもよるし、お兄ちゃんの「勉強」というのは、もう英語=勉強、と思っちゃうだけとのこともあるわけで、やってる内容は遊びらしいです。

社交的で色んな子と仲良くなれるタイプの子は問題なく楽しく過ごせるのではないかな?と思います。

でもうちの息子は、シャイ of シャイ。感覚ですが、ここは保留。ちょっとやめておこうかな。

エントリーナンバー2、キッズベースキャンプ(KBC)。こちらは、自宅からはやや遠いので送迎面でちょっぴり不安があるものの、子どもが生まれる前からつり革広告で見ていて、楽しそう!!と思っていました。大手ならではというか、アクティビティやイベントの幅がすごく広い気がします。例としてHPにある年間行事予定を見ても、なかなか豪華。楽しいだろうなぁ。

エントリーナンバー3、最寄り駅の近くにある民間学童。こちらは、イメージとしてはKBCの地域密着型って感じ。民間学童としてのきめ細かいサービスがありつつ、小規模でアットホームな感じ。

エントリーナンバー4、横浜市の補助金が出ている学童保育所。こちらは、放課後キッズと、その他の民間学童の中間のようなイメージ。簡単に言うと、料金は他の3つの学童よりも格段にお安いけれど放課後キッズよりはかかる。放課後キッズにはないイベントとかもやってくれるけれど、保護者も一緒に運営しているようなコンセプトなので、それなりに保護者にも運営の負担がありそう。

にわか家としては、2と3で悩みました。もちろん実態はわからないんですが、4はフルタイム共働きにはちょっと荷が重いと感じたのと、1は、息子がフルタイム英語で楽しく過ごせる自信がなかったからです。

てことで、2と3の説明会へGO。でも、説明会へ行っても心は決まりませんでした。どちらも同じくらい良さそうだし、どちらが息子がより楽しめるのか、すぐには分かりません。いっそどっちかがすごいイケてなければ良かったのに・・・(←)

なのでにわかワイフ、お金で解決しました~~!!!

どちらもとりあえずプレ会員になり、枠を確保。プレ入会金と言う名の枠確保金を支払うと、とりあえず小学校に入る直前までどちらにするか悩めます。そして学童の行先がないという事態も回避できます。本当はどちらかに絞れば良かったのですが、決めきれずどちらの入会金も払ってしまいました。。。確実に片方は捨てるお金です。さらに放課後キッズにした場合両方捨てるお金になってしまうという・・・。決断力のない私。

いえね、地域密着型は3000円だったんですけどね、KBCは2万超したんですよ。ははは。つくづくモノではないものにお金を払う時代です。

てことで、考える時間が出来たにわかワイフ、考えて考えて考えました。どちらもお値段が激高いんですが、設定が微妙に違うので実際どうなのかとか、こんな感じで比較してみたり・・・金額以外でも気になることを書きだしたり・・・。

必死の調査の跡(笑)

で結局、すぐに結論が出ずに1年以上たち、入学直前に、決めました。3の地域密着型。

あ、ちなみに、必死に比較しましたが、両方とも実際に入会するまでに料金体系が変わったので意味なかったという余談あり。

結局決め手としては、宿題を見てくれること。KBCも宿題をやらせてくれるのですが、丸つけは自宅でしないといけないのです(我が家が説明を聞いた時点ではそうだった)。いえ、丸つけくらいしろよって感じなのは重々承知だし、にわかワイフは子どもの宿題とか前のめりで見たい気持ちも強いのですが、それが義務になると忙しい時に子どもに当たっちゃいそうだなぁなんて思ったり。時間が取れなくて、子どもが寝てから丸つけするなら、学童で一緒に見てくれた方が良いなって。

基本学童でやってくれて、家で結果を見て褒める、っていうのが凄い良いな!って思ったわけです。もう一点は、こちらは受け入れ対象校が2校だけで、ある程度同じ小学校の子がいるのが確実なところ。同じ小学校の子だけではないのも良い。

てことで、本当にギリギリまで悩んだんですが、我が家は3の地域密着型(にわかワイフが勝手にそう呼んでるだけ)の民間学童に決定。

入学直前に、放課後キッズと、民間学童とどっちにするかのファイナルアンサーをまたまた軽く悩み、結局民間学童に決めました。

お値段的には放課後キッズの方がとっても経済的なのですが、民間学童にした決め手は3つ。

1つは、民間学童にすることで、顔ぶれが変わること。受入対象校は2校なので、完全に変わるわけではないんですが、それでも別の小学校の子も混ざるので、やはりちょっと違うと思うんです。シャイな息子、もし学校であまりお友だちとうまく行かなかったり、居場所がなかったりしたときに、放課後キッズだと逃げ場がないかも…と思いました。学校でも学童でも習い事でも、全部楽しんでくれるのが理想だけど、もしどこかが楽しめなくても、どこかが楽しめれば大分違うと思うんです。ということで、学校とは違う環境で放課後を過ごさせたかった、というのが一つ目。

次が、学校との境目をはっきりしたかった。ということ。基本的に学校の敷地内に残る放課後キッズだと、どこまでが学校で、どこからが学童なのか、分かりにくいかな?と思ったことです。これは子どもによると思うんですが、我が家の場合は、お迎えは19時近くなります。学校も学童も同じ場所でお世話になって、ずっと学校の敷地内にいたら、ずっと学校が続いているという感覚にもなりそう。保育園の延長保育のような。学校と学童はあくまで別のものなので、物理的に違う場所にすることでしっかりと区別をつけさせたかったというのが二つ目。長時間になると、一つのことがずっと続くより、違うことをやってるんだよってなった方が子どももしんどくなくて楽しめるかな、と思いました。放課後キッズだと、18時前くらいには大体お迎えが来るという話もあり、うちの子だけ遅くまで残るのもな、と思ったのも。

そして3つ目はやはり、民間学童ならではのサービス。体操をやる日があったり、英語をやる日があったり、みんなで算数検定を受けるとか、天気のいい日は公園に行って泥だらけで遊ぶとか。楽しんで過ごしてくれるかな、と思わせる工夫があること。そして、しつこいですが、宿題を見てくれること。学校から学童に来ると、まず宿題をします。宿題が無い子はドリルをやります。なので、まず何かしらの勉強をする、という習慣がつけられるというのは非常に有難い。放課後キッズでも、まず宿題をやる子はやると思うんですが、あちらは強制力はないので、本人の意思が全て。そして息子は、まず宿題をやるという意思を自ら持ってくれる・・・とはとても思えない・・・!!!そして、基本的には共働きのご家庭の子たちがお世話になっているので、お迎えの時間もうちの子だけ遅すぎたりはしない。

そんな理由で我が家は結局、民間学童。大分お金はかかるし、放課後キッズと併用(週2回くらいは放課後キッズ、とか)も考えたけど、1年生の最初から、日によって帰る場所が違うのは混乱しやすいと思い、今年はもう基本は民間学童。

4月、1か月経って・・・・今のところ後悔なし!お世話になっている学童のお子さんたち、上の学年の子たちが凄くフレンドリーで、一年生に優しくしてくれるので、学校が始まる前に学童で少し新しい環境に慣れることが出来たのも良かった。これから1年間、学童に支えられながら我々夫婦は仕事をしていくことになるけれど、ちょっと保育園に似た雰囲気があって、非常に嬉しい。沢山外で遊んでくれるのもとっても嬉しい。

にわか家の新生活、慣れないことが多くて子どもも大人も怒涛の1か月だったけれど(娘も、にいにのいない保育園に頑張って通ってる)、今年度も楽しいこと、沢山出来ますように!