アサガオ事変
我が家の子どもは6歳と4歳。6歳息子は小学校1年生です。
小学校1年生は全国的に見ても、すべからくアサガオを育てているのではないでしょうか。え、違うかな。
とりあえずうちの息子及び周囲の学校では、1年生はアサガオを育てています。いや、育てていました、かな。1学期の途中から育て始め、夏休みには家に持って帰って来ていました。
夏休み前のプリントでは、「枯れてしまっても夏休み明けに学校に持ってきてください」という趣旨のことがかいてあって、少しホッとした覚えがあります。あ、枯らすことも想定されているんだ・・って。
植物を愛でる気持ちが希薄なにわか妻ですが、息子はどうやら学校ではマメにお世話をしている模様。毎朝登校するとアサガオに水をあげて育てていたようです。
おれのアサガオ、みんなより早く葉っぱが出た!とか嬉しそうにしていました。
途中で、家で育てる分の種を持って帰って来て家でも育て始めました。妹と種を分け合って、二人ともしばらくは朝はりきって水やりをしていたんですが・・・・あるとき毛虫を周辺で発見してから離脱。
詳しくは、にわか所長のブログをご覧ください。
オレの朝顔 | にわかワイン (niwakawine.com)
そんなわけで、結局にわか所長がアサガオの世話をすることに・・・・。この調子じゃ夏休みに持って帰ってくる学校のアサガオも、にわか所長が育てるだろうな、という予感は当然的中。息子(と娘)は、窓から成長を見守るのみなのでした。
最悪枯れても良い、となっているけれども、出来ることなら枯らさずに学校に持って帰りたい。
しかし我が家は夏休みの予定、てんこ盛り。一泊程度の旅行であれば、しっかり水やりすれば大丈夫だと思うのですが、最大3泊の旅行がありました。
途中で雨でも降ってくれればいいんだろうけど、保証はない。てことでにわか妻、調べました。すると、いや、あるよね、こういうの。今の時代、ほんと何でもあるな!
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こちらをセットして旅行に行けば、3日くらいならイケそうな気がします!途中で雨でも降ればなおよし。
実は旅行前は、これで枯れなければラッキー、枯れてもまぁ仕方ないか、くらいの気持ちだったんですが、帰ってくると・・・しっかり元気にしているアサガオ!思ったより嬉しかったです。
そんなわけで、にわか所長の献身的な水やりと、「水やり当番」のお蔭で、枯れずに夏休みを超えた息子の、いや、我が家のアサガオ。
なのに・・・・夏休みが終わって、学校に持って行く数日の間に、、、にわか所長も気持ちが途切れたんでしょうね。アサガオ、瀕死状態。ていうかほぼ死んでる。でも、辛うじて花が咲いてたりもして、うん、完全には枯れてない。ほぼ枯れ。の状態でアサガオ、学校へ帰還。
でも旅行中も「水やり当番」があったとはいえ元気に生きていたアサガオの生命力、結構すごいと思うんです。だから学校で毎日水やれば、寿命を全うしてくれるくらいは元気になるんじゃないかな、と。
思っていた矢先に、学校でアサガオの花を使って、色水作りをするとのこと。すると、息子、
おれのアサガオ、もう枯れちゃって花がないんだよ
なんですと。
え、そうなの?学校でお水あげなかったの?と聞くと、
いや、水やりするペットボトルがないんだよ
え、どういうこと?いや、そういわれてみると、確かに、確かに、玄関に黄色いフタのペットボトルが転がっていたような・・・
あらー。これ、アサガオと一緒に学校に持って行ったと思っていたのに、忘れていたのかー!!!
でもさ、でもさ、
お友だちに、借りて水やりすれば良かったじゃん
図々しいかもしれないけどさ、でもピンチの時に助けを求める、これ人生において大切よ。
いや、それがさ~・・・それは無理なんだよ。
先生がダメって言うんだよ。
え、そんな先生おる?
あやしい
これはあやしい。
いや、お友だちに水やりのペットボトル借りちゃダメなんていう先生いるわけないでしょ。
いやコロナ禍でモノの貸し借りはダメだとか色々あるかもしれないけど、でも普段教科書忘れて友だちに見せて貰ったりしてるのに、水やりのペットボトルだけダメなんて、ありえんだろう。
すると息子、観念しました。きっとこのままだと、ママが先生に聞きに行くと思ったんでしょう。
いや、実は先生に言ってない。
ただめんどくさかっただけ。
ほらな。
まぁしかし、枯れても良いですってもともと言われたいたように、恐らく学校側も既に対処方法を考えていたんでしょう、息子は、何とかなるみたい、と飄々としたもんです。
きっと予め予備を準備していたんでしょうね。でも、、、なんとな~く、気になって、庭に残っているにわか所長のアサガオを見たら・・・・
かろうじて、かろうじて、
花が咲いてる~!!!
ってことで、息子、庭のアサガオから花を摘んで、学校に持って行きましたとさ。
めでたしめでたし。