初めての別れ

こども

我が家の子どもは6歳と3歳。

6歳の息子は、この度、保育園を卒園致しました。

保育園の卒園とは不思議なもので、卒園式を終えた後も31日までは通わせてもらえます。うちの子の通ってる園の場合は、3月17日の土曜日に卒園式をし、その後2週間くらいは引き続き登園して、3月最終日、31日に最終登園日を迎えました。

仕事をしている親にとっては有難いことこの上ないです。

卒園式の日も、数々の思い出がこみ上げてきて、体中のデトックスをするがごとく泣いてきたにわかワイフなわけですが、やはり・・・最終登園日は・・・キツかった。

大前提として、卒園とは、おめでたいことのようです。おめでとうございます。と言われます。そう、ついに卒園を迎えるほど成長し、4月からは小学生なのです。そりゃ、おめでたいです。

でも、はっきり言って親の私の気持ちはウラハラ。

卒園、淋しくて淋しくて、淋しくて。

0歳から保育園に通っている我が子。息子の場合は生後6か月から通っています。

まだ歩けなかった頃からお世話になった保育園。先生たちの大きな愛情に包まれて育ちました。

にわか家は当時から共働き、0歳から保育園にお世話になっていたわけなのですが、0歳から保育園に預けて可哀そう、と言われたことが一度もないわけではありません(でもこれ、言われるのはいつも母親。これ如何に)。しかもうちの子は、0歳から延長保育にもお世話になり、長時間、保育園で過ごしました。

でもにわかワイフ、これだけは自信を持って断言できます。保育園、最高でした!0歳から保育園に通わせて頂いたお蔭で、数えきれないほどの思い出と様々な刺激になる経験、そして親だけでなく先生からの愛情を注がれてスクスクと育ってくれました。

親として、子どもへの愛情と、保育園への感謝を持っていれば、0歳から保育園に入って育った子ども、ステキなお兄さん・お姉さんに成長します。そして、沢山のお友だちに出会い、時に涙し、それでも笑いあって、沢山の感情を経験しました。

3月31日は、そんな保育園との別れの日。息子にとっては、生まれて初めての、大きな別れの日です。

コロナ禍もあり、保育園の送迎は保護者1名と制限があった中、最終日だけは、卒園児の保護者は2名送迎が許可されました。お世話になった先生方も、延長保育のお迎えの時間まで残ってくださっていて、翌日も入園式が朝からあるはずなのに、本当に申し訳なく、そして有難い。

保育園の先生って、未来を担う子どもたちの命を預かる仕事をしているのだから、医者並みの給料を貰うべきだと思います。医者がどれくらい貰ってるのか、知らんけど。

親は淋しさを消化しきれないまま、退園の時間。肝心の息子は、「別れ」というものがまだしっかり分かっていないのかケロッとしています。名残惜しく色々な先生とお話をしていると、

「遅いよ~。早く帰ろう~」

と言ってくる始末。この保育園の日々が日常過ぎて、この別れが意味するものを息子が理解するのは、まだまだ先のことなんだろうな。幸い、妹がまだ通ってるので、保育園との縁が切れないので、息子も親も、少しづつこの淋しさを消化しながら、新しい出会いを楽しみたいと思います。

卒園おめでとう、息子とそのお友だちのみんな!

こども卒園

Posted by niwakawife