ラン活⑤ 池田屋 ランドセル レビュー
ラン活シリーズも5回目を迎えました。
我が家が次に訪問したのは池田屋です。
池田屋は、オールラウンダーって感じ(あくまでにわか妻の勝手な感想)
デザイン(色の組み合わせ)豊富です。
作りはどのデザインも同じ。違うのは色の組み合わせと、メインのかぶせ部分の素材です。
池田屋のランドセルはハイブリッド構造を謳ってまして、大きな蓋カバー部分以外の素材は、全デザイン共通で、背あて部分は人工皮革、ベルトの表は天然革、裏は人工皮革、というように組み合わせって出来ています。軽さと丈夫さを兼ね備えられる工夫ですね!
池田屋に訪問するまでに三ヵ所既に見ていた我が家ですが、池田屋は予約の時間にお店へ行くと、専属?の担当の店員さんがついて、池田屋の拘りや特徴などを一通りまず説明を受ける方式でした!今まで、店舗では付かず離れずな感じで近くに行ったり悩んでいたら話しかけてくるパターンか、展示会のように完全にフリーでこちらで見るだけ、だったので池田屋のマンツーマン方式には最初はびっくりしました!いや、こちらは四人なのでマンツーフォーか。
錠前のロックを子どもにやらせて説明したりとか、丁寧でした!
池田屋の特徴を一通り聞けるので、その後に行くメーカーとの比較ポイントが分かりやすくなります。いくつか比較検討しようという場合は、池田屋に最初に行くと、着目するポイントなどが分かりやすくなりそうです。
しかしうちの息子は超絶人見知り。錠前の説明や、ハイブリッド構造については何とか聞いたものの、担当のお姉さんの引き出しはまだまだあっただろうに、糸の切れたタコのように勝手にぴゅ~っと陳列されてるランドセルを見に行ってしまいました。当然追いかける私。結果的に恐らく全ての説明は聞けなかった感じがします…
お姉さんのちょっぴり切ない顔が心残りであります。
しかしそこは仕事人。息子が気になったランドセルを試着しているとしっかり現れて、フィット感なども説明してくれました!
しかしまたすぐに逃げる息子。。い、いたたまれない…子ども相手の商売って、大変だな…。
人工皮革の品揃えが多いので、天然革に拘らず、デザイン(配色)重視で決めたい方にオススメです。
ただ、店舗では一堂に並んでますので、子どもが気に入ったものがどんな素材かは確認が必要。池田屋にはクラリーノ目当てで訪問した我が家ですが、息子が気に入ったのは見事に天然革!
ランドセル選びは子ども本人が気に入ったものを買うと決めている我が家ですが、にわか妻的には、
小柄な息子には出来るだけ軽いクラリーノを選んで欲しい!!
と思ったりしていて、その辺難しいですよね。子どもは素材じゃなくて見た目で選びますからね。
ここでも息子が最初に手に取ったのは、黒地に赤のライン。やっぱりこの組み合わせが好きそうです。
ただ、最終的にはこの店での彼のお気に入りはこちらのシルバーに青いライン。牛革。なかなかない配色ですね。
でも実はこれ、帰り道で、にわか所長が、パパはあの銀色が良かったと思うな~と言ったら俄然お気に入りに仲間入りしたようなんです。
親に誉められたり、親が好きなものって子どもも多少影響受けますよね。今までになく、にわか所長が自分の意見を言ったのでにわか妻も少々驚きました。そんなに気に入ったんだ!って。
パパの意見が入り、息子の中ではこちらの順位が急上昇。でもやっぱりもともと気に入っていた他のメーカーのも気になるし…という状況が暫く続いたのでした。
この話、続きがあってですね。
にわか所長に聞いてみたんですよ。後日。何かの拍子に。親だけでの時に息子がこれ選んだら嬉しいね、とか雑談をしていたら、にわか所長が推してたのがこのシルバーではなかったので、あれ?でもあのシルバー気に入ってるんだよね?って聞いたわけ。
そしたら、なんと。青天の霹靂。
にわか所長「いや、あれ別に良いと思ってない。ちょっと奇抜だしさ。」
…え?
いやいや、あなた言ってましたよ、あれ、他にない感じでカッコいい、って。
なのに、奇抜で良いと思わない?!
なんだそれは!感じ方は人それぞれだからさ、あれをみて、カッコいいと思う人もいれば、奇抜だなと思う人もいるのは分かるけど、同一人物が両方の意見言ってるってどういうことですか?!
にわか妻「え、じゃあなんで気に入ってるとか言ったの?」
にわか所長「いや、ほらなんか盛り上げた方が良いかと思って。」
……
……そんな演出いらんがな!
あなた気付いてないかも知れないですけどね、息子は少なからず影響受けてますよ?パパがカッコいいって言った後からあのシルバーの評価が急上昇してたからね!
パパがカッコいい、って言ったのが気に入ること自体は良いと思うんですけどね。肝心のパパ、それ実は好きじゃないんですよ😂
そしてにわか所長はきっと知らない。きっと気付いてない。
この勘違いの認識を修正するために、次にランドセルを見に行った車の中で、にわか妻が頑張って会話を誘導したことを。
にわか妻「息子くんは今のところどのランドセルがお気に入りなの~?」
息子「んー、あのね、最初のお店のあれか、あれか、あれ。それかこの間の銀色のやつ!」
にわか妻「そっかー、ママも最初のお店いいなって思ったよ!」(こういうと必ず息子は、パパは?と聞く)
息子「パパは?」(ほらきた!)
にわか所長「パパも最初のお店が一番気に入ってるよ~!」(ママがお店ベースで答えたらパパもお店で答えることは計算済)
にわか妻「パパ、銀色のやつが良いんじゃなかったの?」(あえて聞く)
にわか所長「あーそうだけど、でもそれより最初のお店の方が全部軽く感じたから、パパは軽いのが良いと思うんだよね、それに色もカッコよかったし」(完全に狙い通りの回答)
ふう、これで息子に植え付けた謎の情報が消えました。
ちょっと最初のお店を推しすぎたきらいもありますが、まぁ息子が最初に名前だしたしそこは良いか、と思おう。
このようにして、今回もにわか所長はにわか妻の手のひらで転がされたというわけなのですね。