ラン活はいつから始める?我が家のランドセル選び。
我が家の息子は現在5歳。保育園っ子ですが、いわゆる幼稚園でいうところの年中さん。
そう、年中さんです。小学校入学まで1年以上あるんですよ。
でもでもね、みなさーん、今って年中さんの終わりから始めていくらしいですよ!ラン活!!
ラン活ってなんぞやって、ずばり、ランドセル活動・・?ランドセル活動って何ですかね、就活が就職活動なのはわかるけど、ランドセル活動って変ですよね。ランドセル選定活動ですかね。もはや略語が正式名称みたいな感じですよね、ラン活。
とりあえず我が子のランドセルをどんなものにしようかカタログを取り寄せたり、展示会へ行ってみたり、あわよくば決めてしまおうということを始めるのが、年中さんの終わりの今頃の時期。らしい。
実は全くノーマークだったんですけど、幸いにも保育園のお友だち情報で、そろそろラン活らしいよって雰囲気を受け取ることが出来たので、この度我が家もラン活デビュー。
小学校6年間を共にするランドセル。より良いものを買ってあげたい、唯一無二なものが良い、気合を入れているご家庭は沢山あると思われますが・・・にわか家としては、
とりあえず息子が気に入れば何でもいいー!!!
にわか妻はオタク体質なもので、気になったら色々と情報を集めてしまうんですよね、そしてより良いものを選んであげたくもなります。でも、結局ランドセルと6年間を共にするのは息子なわけで、いくら質が良くっても息子が気に入らなければ意味がありません。
これ、子供に寄り添う親とか理解がある親、とかじゃないんです。ほんと、うちの息子、、、こだわりが強すぎるんですよ。
服も鞄も、自分が気に入らないものは絶対に絶対にずぇっっったいに身に着けません。
彼、無類のボタン嫌い。ボタン嫌いに無類も何もあるもんかってな感じですけど、まぁとにかくボタンが嫌いで、ボタンがついている服、もしくは目立つようなスナップボタンの鋲がついている服、100%拒否です。
大げさじゃないんです。マジです。
例えば、スキーに行くのにスキーウェアを着ないわけにはいかないですよね?でも、スキーウェアについているスナップボタンがどうしても気に入らず全く着てくれないわけ。仕方ないからにわか妻、ボタンの上から布を縫い付けました。
はい、こちら証拠画像。
さらには七五三です。男の子は5歳のワンチャン(ご家庭によるけど)。一回限りの記念の行事。袴姿の記念写真、楽しみにしていましたが・・・袴全力拒否です。
袴はボタンがついてないから着てくれると思っていたのに・・・。かといって、スーツは確実にダメ、だってボタンがついているんですもの。
結果、これです。
そんな息子が、ランドセルを、そもそも使ってくれるのか・・・!!
色の拘りも結構強いので、ラン活に出遅れてしまい、チョイスが少なくなってしまった場合に、息子が気に入る色の組み合わせがなくなったら取り返しがつかない!ということで、正直どんなランドセルでも良いんだけどって気持ちも混ぜつつ、早めのラン活開始となりました。これくらいに始めれば、選び放題、気に入ったのはまず買えるというタイミングのようです。
ところで実はにわか妻、ランドセルには並々ならぬ想いがあります。
だって、自分のランドセルを買ってもらったことがないんです。
にわか妻、姉がおりましてね、7歳差なんです。つまり、にわか妻が小学校に入学するときには、姉は卒業しています。6年間しっかり使用したお古のランドセルが回ってくるわけなんです。
はっきり覚えてます。小学校のクラス、いえ、学年で、お古のランドセルを使っていたのはただの一人だけ。
アラフォーのにわか妻、小学生のころは、みんな大体赤か黒のランドセルでした。学年に1人か2人、オシャレな色の変わったランドセルを持ってきていた子がいたくらい。そしてにわか妻のランドセル、赤の革部分が剥げて黄土色でした。オシャレではありません。
今って工房系のランドセルは、革でも出来るだけ軽くしていたり、オシャレで素敵ですけど、あの頃って、軽くて丈夫なランドセルが(おそらく)出始めでCMでガンガン流れてるような軽いランドセルがステータスって雰囲気もありました(地域差あるかも)。
でも、にわか妻のランドセルは、7年前モデルの、重い、革の、色の剥げて、ぺしゃんこになっているランドセル。
ランドセルの横に引っ掛けるフックも、にわか妻のお古のランドセルにはありません。
ぺしゃんこすぎて、壁と電柱の間、通れました。みんなはランドセルが引っかかって通れないんです。
結局、1年も使わなかったんじゃないかな、ランドセル。
結構ランドセルの心の傷って深いもんなんですよ。なんだろう、やっぱり節目だからですかね?一人だけピカピカの一年生ではなかったという悲しい気持ちが今も鮮明に思い出されるの。
もう別に、大人だし、親の気持ちも分かるわけ。ランドセルあるし、新しく買わなくてもいいだろって思っちゃう気持ち。でも、今でもランドセルのことを思い出すと泣けてくるんですよ、ほんとに。
そう思うと、やっぱり小学校入学のころの自我って大切にしてあげないといけないなって思うんです。
だから言いたい。6歳差以上のきょうだい児の保護者は、ちゃんと一人一個、ランドセルを用意してあげて~~~!!!今のランドセルって丈夫だし造りもいいし、6年使ったくらいじゃまだ新品同様なのかもしれない。でも、ぜひ子供の本当の気持ちを聞いてあげて欲しい。ま、別にいらんよって子供もいると思うけどさ。
別に今更親を恨みに思っているわけじゃないけれど、ランドセルの話を出してきて人を泣かせて笑って酒飲むのはやめてほしい、まじで。
そんなこんなで、ランドセルは本人の気に入るものを買ってあげたいにわか妻。今のランドセル、にわか妻調べでは大きく素材は三種類。
一番「上質」なのはコードバンですね。しかし比例して重さも出てきます。はっきり言うとお値段もです。
正直言って、素材で子供が選ぶってことはあり得ません。この革は上質で気に入ったぞ、なんて言っている年中さんがいたら見てみたいくらいです。
ただ、背負った時の重さはわかるかも。あまり力のない子はしっかりと背負わせてみてあげた方が良さそうです。
にわか妻的な結論としては、素材に関しては完全に親の判断。自分の子が良質なものを大切に使うって分かっているなら良い革のものを選ぶのも良し。6年間使いこんだ革の味を刻みたいならそれも良し。
雨の日も傘を振り回して歩きそうなワンパクだったら、逆に水に強そうなクラリーノの方が良い、とかね。
我が家の意向は、クラリーノで十分、というかよほど牛革でデザインが気に入ったものがない限りは、クラリーノが良い!
だって、息子は革の良さ、わかりません。となると、小柄な我が子、軽い方が良いに決まってます。
しかもですね、買ってもらえなければ一生覚えているランドセルですが、買ってもらえたら後生大事に使ってくれるかと言ったら、絶対にそんなことはないんです。少なくともうちの子は。
絶対絶対絶対に、ランドセル投げるし、乗るし、踏む。今の子は違うのかもしれないけど、、、パパの子供のころを思い出してもらいました。
はい、投げてます。踏んでます。自分でぺしゃんこにしています。
てことで我が家的には
①とにかく息子が気に入ったデザイン
②素材は何でもいいけど、軽い方が良い。そして丈夫な方が良い。
を軸にラン活をスタート。
現在3ブランド見て回り、あと1、2箇所回って最終的に決めるつもり。でも、たくさん回っておいて何ですが、ブランドは親がある程度カタログやら口コミやらで方針を決めて、ほぼ一択で子供を連れていって選ばせた方が賢いなぁと思ってます。
だって、どのブランドも十分バリエーション豊かなわけです。素材から色からデザインから、豊富です。
親が気になるポイントを中心にブランドを選んでおいて、あとはその中から選んでもらう。
子供は素材の違い、気にしないわけで、デザインとか、背負ってみたフィーリングで選ぶと思うんですよね。そしたら無駄に選択肢を広げなくても、決められた中で選んでも、きっとお気に入りが見つかる気がします。
ただ、我が家で何軒も回る方針にしたのは、ひとえにひとえに息子がピッキーだから。
事前に、写真を見せたわけです。ランドセルどう?どんなのがいい?って。黒とか良いんじゃないのかな~?って。
そしたら、まさかの、
「好きじゃない。これじゃない」
ワクワクのワの字もありませんよ。なのでもう、実物見せてその気にさせるしかないわ、ととにかくいくつかの店舗を回って気に入るのあってくれ!と願うしかありませんでした。
首もとのスナップがあるだけでスキーウェアも着ない息子、細かい部分でも、気に入らないデザインや色があれば頑として使わないのは目に見えています。
しかし、決してお安くない買い物。
使ってくれるランドセルを選びたい…!!背に腹は変えられない、とにかく色々見せてみてそのなかで気に入るのが出てくることを祈るしかない。ただ、ラン活のコツとしては、お子様がそういうタイプでない限りは、親がブランド決めちゃうのが一番いいだろうなって思います。
おだてた甲斐があり、最終的にはなかなかノリノリでランドセルを検討してくれてる息子。まだまだ道半ばですが、ブランド個別のレビューもこの後順次、備忘録的にあげようと思います!