今じゃないよね、と心の中で思わず突っ込んだ
にわか妻、先日、ほろ酔いで、乗り換えのために武蔵小杉駅を歩いていたんです。飲み会が遅くて、時刻はすでに23時半くらい。子どもたちはもう寝てるだろうな~なんてぼーっと考えながら、長い乗り換え通路をテクテク歩いてたわけです。
ご存じの方も多いと思いますけど、武蔵小杉駅のJR横須賀線からの乗り換え、すっごい長いんですよ。東京駅の京葉線乗り換えも長いけど、あれと同じくらいの距離感。にわか妻の個人的な感覚だけど。
そしたら、駅のアナウンスが流れてきまして。
本日も、武蔵小杉駅をご利用いただきましてありがとうございます。武蔵小杉駅では、ベビーカーの貸し出しをしております。新幹線カラーのベビーカーもございます。お出かけで疲れてしまったお子様にいかがでしょうか?
「え。うん。新幹線のベビーカーってなんだ?ていうか、え、今?!」と思ったよね。確かに子どもは喜びそうだけど・・・時刻は23時半。右も左も前も後ろも、疲れ切ったサラリーマンか、ほろ酔いの人ばかりで、いくらタワマンだらけでファミリー層多めの武蔵小杉駅でも、子連れで歩いている人はまずいません。
だって、月曜日の深夜だもん。
金曜日ならまだわかる。週末のお出かけに合わせて夜移動の子連れがいるかもしれない。歩き疲れた子どもにすぐ貸し出せるベビーカーのアナウンスは確かに有益です。でも、月曜深夜23時半では需要と供給のバランスが非常に悪い。正直、「今これを流すのは無駄なんじゃないか」と思ったよね。
いえ、武蔵小杉自体は本当に子連れ天国なので、昼間とか週末ならこのアナウンス、流す価値が非常に高いと思うんだけどね。
少なくとも、固定リピートで流すのはやめた方がいい。それより、乗り換えの最適経路のアドバイスを流しておいた方が、迷子になりかけてる大人たちにとって有益だと思います。
とはいえ、アンバランスさのおかげで頭の中にしっかり残ったから、そういう意味では宣伝効果はばっちり。
調べたところ、おそらくこのサービスでしょう。ベビーカーレンタルサービス「ベビカル」。
そして、気になった新幹線カラーのベビーカーはこれでしょう。素敵!
すごーい!!!うちはもう、二人ともベビーカーを卒業してしまってますが、こんなのあったら借りたくなるよね。ワクワクしちゃう。
料金は12時間で1,500円くらい(最初の1時間500円で以降100円ずつ加算という説明がありました)。子どもが小さい時に知っていたら、思わず借りていたかも。
でも現実的には、ベビーカーって、たいてい自前のものを購入する人が多いですよね。そうすると、レンタルって、そもそもあまり考えなくて、家から必死にベビーカー持っていって・・・とか大変な時ありました。特に、ずーっとベビーカーに乗ってるんじゃなくて、歩くけどベビーカーも持っていく、みたいなパターン。荷物になるんだよね。お出かけ先でサクッとこんなベビーカー借りれたらいいよね。子連れに便利なサービスって、どんどん増えてるけど、気づかずにスルーしてるのもそこそこあるんだろうな。というか、知ってるけど知ってるだけで使ってない、とか。ぐっと一段階、使ってみようって思って真剣に検討すると実はすごい便利だった、とか。そういう驚きってたまにあります。(別にこのベビーカーレンタルの回し者でもなんでもないんだけど)
と、結局、ほろ酔いの時に流れてきたアナウンスで結局脳内をいくらかハイジャックされて、サイトにまで行ってしまったにわか妻。そういう意味では月曜深夜に流してても、全くの無意味ではないのかもしれません。だってうちはもう適齢じゃないけど、子どもが小さかったら、あ、じゃあ今度使ってみよ、ってなるもんね。
無駄なアナウンスとか言ってすいませんでしたー。